ホットクック…気になってるんだけど高いんだよなぁ…
本当においしく作れるの?
どれくらい時短ができるの?
そんなあなたの参考になると嬉しいです。
先に結論を書いておくと、ホットクックを購入して約半年が経過しましたが、「ホットクックなしの生活は考えられない」レベルで神家電です。
我が家は夫婦+小学生+幼稚園生の4人家族。
共働きのため、仕事・育児・家事にバタバタです。
ホットクックなどの調理家電を駆使して、どうにか毎日を乗り越えています。
ホットクックのメリットやデメリット、活用方法などを解説しているので、購入に迷っている方の参考になると嬉しいです。
ホットクックは、「まさに我が家の料理長」的な感じで活躍してくれています。
結論:ホットクックは買って後悔なし!おすすめの便利家電。
先に結論から書いておくと、「ホットクックはまさに神家電。もっと早く買えばよかった。」というのが率直な感想です。
使い方はめちゃくちゃシンプルなので、誰でも簡単においしい料理が作れます。
付属のレシピ集にもたくさんのメニューがあるほか、『ホットクック レシピ』などのキーワードでスマホ検索すればたくさんのメニューを参考にできます。
また、ホットクックは手放し(放置)で料理が完成するので、自分の時間や家族の時間を確保することができます。
高額なので、私も半年くらい購入するかどうか迷っていました…。もっと早く買っておけばよかった。
ホットクックって何?
ホットクックは「電気無水鍋」と言われるジャンルの調理家電です。
電気無水鍋とは…
- 電力で加熱する調理家電
- 食材から出る水分を活用する
- 素材の栄養やうま味が凝縮される
- 圧力鍋とは異なり、出来上がりまでに時間は必要
火を使わず電気だけで調理するため火事の心配がなく安心・安全。さらにキッチンに立っておく必要がないのも大きなポイントです。
電気調理鍋・電気圧力鍋には混ぜる機能がなく、調理の途中で手間が必要なものも多いです。
ホットクックは「まぜ技ユニット」で、加熱調理中に材料を自動で混ぜてくれるので、材料を入れてボタンを押せば、あとは完成まで放置でOK。
材料と調味料を入れたらあとは完成を待つだけ。
調理開始から完成までの時間は圧力鍋よりも長くなりますが、自動で混ぜてくれるので調理の手間が激減します。
予約機能もあるので、出勤前に材料と調味料を入れてセットしておけば、帰ってきたころにはアツアツの料理が食べられます。
カレーや肉じゃが、おでんなど様々なメニューがあらかじめ登録されているので、メニューを見なくてもピッピッとボタンを押すだけで最適な調理方法で作り上げてくれます。
さらに、ホットクックをWi-Fiにつなげることでメニューがドンドン追加されていくので、献立がワンパターンになることもありません。
子育て世帯の救世主と言っても過言ではない。
ホットクックの5つのメリット
「ホットクックは神家電」であることは紹介しましたが、その理由として5つのメリットを解説します。
- 時間の有効活用ができる
- 煮込み料理が柔らかく仕上がる
- 予約機能が便利
- シンプルにおいしい
- 火を使わないから安心
時間の有効活用ができる
ホットクックは「時短」というよりも「手放し調理」が得意です。材料と調味料をセットすれば、あとは完成を待つだけ。
完成を待つ間にもう一品おかずを作ったり、掃除機をかけたり、ストレッチをしたり時間を有効に使うことができます。
火を使わないため外出もできるので、幼稚園のお迎えにいったり、買い物に行ったりしている間に調理が進みます。
体感としては、ホットクックを使うと調理の手間が1/3くらいになりました。
材料などセットしてボタンを押せば、あとは待つだけです。
共働きや子育て世帯など、毎日がバタバタな方にはホットクックが救世主になってくれるはず。
煮込み料理が柔らかく仕上がる
豚の角煮などの煮込み料理は、自分ででつくると時間がかかったり、お肉が固くなったりしてなかなか大変です。
ホットクックは火加減を自動で調整してくれるので、時間がかかったり火加減の調整が必要な煮込み料理も簡単においしく出来上がります。
ホットクックは、温度センサーと蒸気センサーで鍋の中の温度や食材の火の通り具合を感知し、自動で火加減を調整しています。
角煮ならホロホロに、肉じゃがならじゃがいもが煮崩れせずに味は染みているという絶妙な加熱具合でできあがります。
自分でつくると加熱具合をちょくちょく確認しないといけません。
予約機能が便利
2018年以降に発売されたホットクックは、予約調理が可能。
セットしてから出来上がりまでの時間を、最大15時間の間で設定できます。
出勤前に食材などをセットして調理予約をしておけば、帰宅してからすぐに熱々のご飯を食べることができます。
シンプルにおいしい
ホットクックの正式な商品名は「水なし自動調理鍋」。
筑前煮や肉じゃがなどの煮物は、水を入れずに食材の水分で煮込んでいきます。
食材のうま味や甘みが凝縮され、普通にお鍋を使って調理するよりもおいしく出来上がります。
個人的には、カレーを作ると玉ねぎやニンジンの甘みが際立ちます。
ホットクックのデメリット
散々「ホットクックは神家電」であることを解説してきましたが、デメリットもあります。
デメリットも把握したうえで購入しないと、「せっかく買ったのに全然使わない…。」ということになりかねません。
高額な買い物なので、デメリットも要チェックです。
調理時間の短縮にはならないことも
ホットクックは「手放し調理」ができることが大きなメリットです。
ですが、調理時間の短縮にはならない場合も多々あります。
調理開始から出来上がりまでの時間を短くしたい場合は、圧力鍋の方が効果的なこともあります。
「調理の手間が減る」ことと「調理時間が短くなる」のはイコールではないので、その点は注意が必要です。
サイズが大きく場所をとる
ホットクックは3種類のサイズ展開があります。
我が家は4人家族なので一番大きい2.4Lサイズを購入しました。
2.4Lサイズだと炊飯器よりもひとまわり大きく、あらかじめ設置場所を考えておく必要があります。
炊飯器やレンジ、トースターなどの家電がすでに設置されており、「ホットクックを置く場所がない…。」という方は移動式のワゴンが便利です。
「じゃあ小さめのサイズを買おうかな。」と考える方もいるかもしれませんが、個人的には大きいサイズを購入することをおすすめします。
大きめのサイズを購入しておけば「多めに作って作り置き」することができ、家事の時短がさらにはかどります。
カレーなど日持ちするレシピもたくさんあります。
ちょっと高額
ホットクックはサイズによって価格が違いますが37,000~43,000円程度となかなかに高額。
私自身、なかなか購入に踏み切れず、半年ほど葛藤していました。
メルカリでは、2.4Lの大きいサイズのホットクックが20,000円前後で販売されていることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
【メルカリでホットクックを探す】
最近では、家電のレンタルサービスもあるので、一度ホットクックを試してみるのもアリ。
1カ月5,000円程度でレンタルできるので、使い勝手などをじっくり検討できます。
ホットクックでさらに調理の手間を減らすためのポイント2点
ホットクックは調理の手間を減らすことができる神家電です。
共働き&子ども2人の我が家には欠かすことができません。
高額な買い物でしたが、1mmも後悔していません。
そんなホットクックですが、さらに調理の手間を減らすためのポイントを2つご紹介します。
切らずに済む材料を使う⇒業務ス―パーとの相性が良い
ホットクックは食材と調味料をセットする必要がありますが、切らずに済む食材を使えば、包丁で切る手間や洗い物の手間がなくなるので、めちゃくちゃ調理がラクになります。
冷凍のほうれん草やカボチャなどは、カットされた状態で販売されているので、とにかく便利。
業務スーパーには上記のほかにも、玉ねぎのみじん切りやブロッコリーなども冷凍された状態で販売されているので、ホットクックとの相性が良いです。
冷凍の和風やさいミックスとしいたけが冷凍庫にあれば、筑前煮の準備が1分で完了します。
あとは完成までゴロゴロしてればOK。
多めに作って作り置き
ホットクックはカレーや筑前煮などの煮物が得意。
特にカレーは寝かせた方がおいしく感じる方も多いので、「カレーは多めに作りたい!」という方も多いはず。
多めに作って作り置きしておけば、翌日はレンジなどで温め直すだけで簡単に食べることができ、共働きの方は特にラクになるはず。
我が家でも、毎回「多めにつくって作り置き」をして毎日の家事を時短しています。
ホットクックの注意点2つ
ここまでの説明で、「よし!ホットクックを買おう!」と思っている方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
実際にホットクックを使ってみて分かった注意点を3つご紹介します。
サイズに注意
ホットクックには、1.0L・1.6L・2.4Lの3つのサイズがあります。
メーカーではそれぞれのサイズで、下記のとおり対応人数を想定しています。
1.0L(1~2人用)
1.6L(2~4人用)
2.4L(2~6人分)
我が家は小さな子どもを含めた4人家族ですが、「もしも1.6Lを買っていたら後悔していたはず」です。
ホットクックはおでんやカレーなど日持ちする料理が得意。
我が家では容量目いっぱいまで作って、その日食べる分だけでなく、作り置きも兼ねています。
「大は小を兼ねる」がポイント。
焼く・揚げるはできない
散々ホットクックを褒めちぎってきましたが、ホットクックも万能ではありません。
ホットクックは煮る・蒸す・ゆでるは得意ですが、炒める揚げる調理は苦手です。
一応、フタを開けて手作業で炒めることはできますが、それだとフライパンを使うのとあまり変わりません。
ホットクックは、フタにセットした「まぜ技ユニット」で混ぜ作業を行うので、フタをした状態でないと材料をかき混ぜることができません。
フタをしてしまうと、どうしても水分を閉じ込めてしまうので、ベチャっとした仕上がりになってしまいます。
煮物であれば問題ありませんが、炒め物としてはちょっと残念な出来上がりになるのでお気を付けください。
焼く、揚げる料理が多い方は「ノンフライヤー」がおすすめ。
我が家のノンフライヤーのレビュー記事もどうぞ(ノンフライヤーCOSORIのレビューはこちらから)
ホットクックで料理した我が家で人気のメニュー
夫婦共働きの我が家ではホットクックが大活躍。
そのなかでも特においしかったもの、子どもに人気のメニューを紹介します。
中華風オムレツ
卵、カニカマ、刻みネギの3つの材料でできる簡単レシピ。
玉ねぎのみじん切りがあれば、野菜もしっかりとれます。
業務スーパーの刻み玉ねぎを使えば、めちゃくちゃ簡単。
つくり置きとしても万能で、朝ごはんやお弁当のおかずにも最適です。
無水カレー
トマト缶と野菜(玉ねぎやニンジン、ほうれん草など)、肉(なんでもOK)と市販のカレールーでつくる無水カレー。
我が家ではひき肉を使うことが多いですが手羽元でも豚小間でもなんでもOKです。
こちらも、業務スーパーの刻み玉ねぎを使えば、包丁を使うこともなく簡単に準備完了。
カレーは子どもにも人気のメニューですが、ホットクックを使えば親も子どもも大満足です。
筑前煮
筑前煮は、業務スーパーの「和風やさいミックス」を使うことでほぼ出来上がり。
和風やさいミックスにはしいたけが入っていないので、こちらも業務スーパーの冷凍しいたけが活躍します。
あとは、スーパー売られている一口大の鶏肉を入れれば準備完了。
まとめ:ホットクックは共働き世帯の必須調理家電。
ホットクックは時短にはなりませんが、間違いなく家事の手間を少なくしてくれる楽チン家電です。
簡単に、しかもおいしいご飯が作れるので、我が家では必要不可欠な調理家電。
壊れたら間違いなく買い直します。
煮物やスープだけでなく、オムレツやパン、ローストビーフも作れます。
「忙しくても冷凍食品だけじゃ味気ない」「ご飯はちゃんと作りたいけど自分の時間が欲しい」そんな方には、ぜひホットクックをおすすめします。
ホットクックを購入するときは、なるべくひと回り大きいサイズを購入すること。
「ちょっと節約したい」からと言って、コンパクトなサイズを選んでしまうと、作り置きがつくれず後悔してしまう可能性が高いです。
ホットクックは、肉・野菜・魚いろいろなレシピがあるので、献立のレパートリーも増えるはず。
安い買い物ではありませんが、共働き世帯には活躍間違いなしの便利家電です。
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