学童保育をお願いすることになりそうなんだけど、学童保育ってどんな感じ?
学童保育って何して過ごしてるの?
そんなあなたの参考になると嬉しいです。
2023年4月から小学校に入学し、同時に学童保育に通っている長女。
長女が通っている学童は小学校の敷地内にあるため、授業が終わったらそのまま自分で学童保育に行っています。
私が子どもの頃は学童保育なんてなかった(田舎だったからか)ので、イマイチ学童保育が何なのか知りませんでした。
私は小学生のころ学童に行っていたので何となく知ってましたが…
今回は、小学校に入学する子どもがいる方に向けて、学童保育とは何なのか、どんなことをしているのかを紹介します。
長女が通っている学童保育の話がベースになるので、全ての学童保育に当てはまるわけではないことはご了承ください。
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学童保育って何?
学童保育は、小学生が学校の放課後や休日に利用する保育サービスであり、子どもたちの安全な過ごし方と学びをサポートする重要な制度です。
地域や運営団体などによって異なることもありますが、原則として保護者が就業している世帯の子どもが対象になります。
共働きの我が家としてはとにかく助かっています。
学童保育は、一般的に市町村が行っているイメージがありますが、民営による学童保育もあります。
公設公営 | 28.5% |
公設民営 | 49.5% |
民設民営 | 22.6% |
公設公営+公設民営の割合は約80%になるので、「学童保育=市町村が実施している」というイメージにも納得できます。
近年、市町村も財政難が深刻になってきており、「自治体が施設を準備し、運営は社会福祉法人やNPO法人が行う」という公設民営スタイルの学童保育が増加傾向です。
公設の学童保育
公設の学童保育は市町村が運営しています。公立学校の校舎や校庭を利用して行われることが一般的です。
学校の授業が終わったら、子ども自身で学校内の学童保育へ向かうことができ、親が学童保育の施設まで送っていく必要がありません。
公設の学童保育の特徴としては、以下の3つが挙げられます。
- 安定した運営
- 有資格者による保育
- リーズナブルな利用料
公設の学童保育は、市町村や教育員会が直接運営する公共サービスの1つなので、長期的・安定的な運営が可能です。
「利用者の減少による学童保育サービスの終了」という可能性もゼロではありませんが、民営の学童保育と比較すると発生しづらいと言えます。
また、公共サービスであるため、利用料も民間の学童保育よりリーズナブルであることも魅力です。
公設の学童保育の料金目安
公設の学童保育は、目安としてひと月あたり3,000円~7,000円前後です。(市町村によって料金が異なるので、お住いの市町村のホームページなどで確認してください。)
参考までに、長女が通っている公設の学童保育の料金は下記のとおりです。
基本料金 | 5,000円 |
運営時間 | 放課後~18時 |
その他 | 延長(30分)100円/日 | 8月は7,000円
核家族の共働きなので学童保育には助けてもらっています。
控えめに言って感謝しかありません。
民間の学童保育
民営の学童保育とは、個人や法人が運営する私立の学童保育施設です。
民設民営の学童保育は、学童全体の20%を占めています。
主に首都圏や関西など都市部に集中しており、地方都市ではその数が少なくなります。
公立学校とは別に独自に設立された施設で、以下に民営の学童保育の特徴を示します。
都市部では人口も多く、公設の学童に入れない世帯もあるので、民間の学童も充実しています。
民間の学童保育は内容や料金なども様々です。
民間の学童保育は、英語を学ぶことができるなど、公設の学童保育にはない独自のカリキュラムがある場合もあります。
また、公営の学童保育とは異なり、保護者が働いていなくても利用できる条件も様々。
料金面も高額なものでは20万円を超えるものもあり、塾と比較してもそん色ないような学童保育を実施しているところもあります。
学童保育ってどんなことをしてるの?
学童保育って実際にどんなことをしてるの?
と思う方もいるかもしれません。私自身、学童保育に通ったことがないので、実際に通っている長女に聞いてみました。
学童保育でやっていること
- 学校の宿題
- 遊び時間
学童保育では、学校で出された宿題をする時間が確保されています。
娘の場合、プリントや書き取りなど、一人で進めれる宿題は学童で終わらせて帰宅しています。
そのため、帰宅後の宿題は音読など親の確認が必要なものだけ。
メチャクチャ助かっています。
注意点として、基本的に学童保育では勉強を教えてくれることはありません。
勉強の時間(宿題をしたり、本を読んだりする時間)に騒がないように注意・指導はしてくれます。
学童保育は、子どもたちの安全な過ごし方と学びをサポートするものです。
教育が主体ではないので、その点は注意してください。
宿題を進める時間を確保してくれるだけでも感謝感激です。
宿題が終われば基本は自由時間になります。
長女が通う学童保育では、外遊びや工作、子ども向けの映画を見たりして過ごしているようです。
学童保育のメリット
現在、長女は4カ月ほど学童保育に通っていますが、実際に学童保育に通ってみて分かったメリットを紹介します。
他のクラス・学年の友達ができる
学童保育では、クラスや学年の垣根を越えて、遊んだり工作をしたりする時間があります。
長女も、他のクラスや上級生の知り合いが増えて、小学校生活自体が楽しくなったようです。
休日に家族で買い物に出かけると、学年が上であろう女の子から「あ!長女ちゃん!」と声をかけられることもしばしば。
普段の学校生活では接する機会が少ない他のクラスや他の学年の生徒とも仲良くなれるのは、学童保育の大きなメリットです。
帰ってきたときには宿題がほぼ終わっている
学童保育では宿題を進める時間があるので、帰宅したときには宿題がほぼ終わっています。
家で行う宿題は、音読や計算カードなど、親の確認が必要となるもののみ。
「家庭学習は残った宿題を進めるだけ」でもよし、家庭学習用の教材を進めるのもよしです。
家族のコミュニケーションの時間も大切に。
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学童保育のデメリット
長女が学童保育に通い始めてから分かったデメリットや注意点を紹介します。
土曜日や夏休みはお弁当が必要
小学校で授業があっている日は、給食を食べて午後の授業を受けてから学童保育に行きます。
ですが、土曜日や夏休みは学校の授業がないため、お弁当を持参する必要があります。
特に夏休みは、毎日お弁当が必要になるので一苦労。
「夏休みも学童があるから安心!」と思っていると、意外と大変です。
もちろん、共働き世帯にとって、学童保育が救世主であることに変わりありませんが、毎朝のルーティンワークが1つ増える点はお気をつけください。
学童保育に入れない場合がある
特に、公設の学童保育は人数が限られており、利用ができない場合があります。
長女が通う学童保育も、小学校4年生までしか利用できません。
小学校5年生からは帰宅して留守番?別の習い事に行く?考え中です。
公設の学童保育に入れなかった場合は、民間の学童保育を検討する必要があります。
学童保育の定員に入れないほど子どもの人数が多いのは、関東や関西などの都市部がメイン。
都市部になると、民間の学童保育も多くなるので、料金やカリキュラムなどを確認しましょう。
まとめ:学童保育って何?
学童保育は、放課後や休日に子どもを保育してくれる、共働き世帯には欠かせないサービスです。
公設の学童保育が一般的ですが、民間の学童保育もあり、料金やカリキュラムも様々。
学童保育では、宿題を進める時間があるほか、おやつの時間や自由時間などがあり、クラスや学年を越えて仲良くなることができます。
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